子育てラボ Cotu.Cotu

子育ては「今」の連続だ!コツをつかんで楽しもう

しつけ

こんにちは。

東京都足立区で子育て講座をしている堀井裕子です。

 

先日、新体操の団体で金メダルを獲得したニュースを見ていると、監督の山崎浩子さんが

「薄紙を重ねるような努力を続けてきた結果だと思います。」

と、選手を称えていました。

 

薄紙を重ねるような努力」

 

子育ては正にコレだ!!!と、腑に落ちました。

 

子育て中ってどうしてもうまくかみ合わないときってあるんです。特に自我が出始める1歳半ごろからイヤイヤ期・・・。

私が伝えてることは伝わってる?いつまでこのイヤイヤ期は続くの?

いい加減に伝わって・・・(;;)

 

 

私の尊敬するトレイシーは常に

①状況をしっかり見て、いま何が起きているか情報を集めましょう

②子どもが何を感じ、訴えてるかを観察しましょう

③子ども気質と発達段階を考えて

④どう振舞うかを大人が教えないと、子どもは分からないままです

 

とてもとても時間がかかるし大変です。まさに

薄紙を重ねるような努力」です。

 

子どもが何かを身につけるのは、とてもとても時間がかかります。

例えば、コップで自分で持ち、自分で飲めるようになるまで、何リットルこぼすことか・・・。

その時に

A「両手でもってゆっくり傾けるのよ」と、手伝いながら教えるのと、

B「お前は、コップで飲むこともできないのか!」と叱られるのとでは、

その後の親子の関係に影響があります。

 

大変だけど参考にしてくださいね。

風邪かな?

こんにちは。

東京都足立区で子育て講座をしていまる堀井裕子です。

 

今週は娘の「のど痛い」の一言から始まったけど、どうやら私にもうつったような・・・。

 

「風邪をひいたときは、梅湯がきくよね~」と娘。

 

梅湯とは

梅・・・1つ

お砂糖・・小さじ2杯

お湯

 

梅をつぶして飲むだけなんですが、娘も私も「コレを飲めば治る!!」気がしています。

この時使うのは、昔ながらのすっぱくてしょっぱい梅が合いますよ。

風邪気味の時、治りかけの時におすすめです。

 

今日は、これを飲んで早めに休みたいと思います。

お友だちに嫌われるよ!!

こんにちは。

 

東京都足立区で子育て講座をしています堀井裕子です。

 

以前、

「そんなことしたらお友だちに嫌われるよ!!」

と、注意するのをみかけました。

 

私の主観ですが、「友だちに嫌われるよ」を言われて育った子は、陰で意地悪をするような気がします。

 

遊んだり、何かをするときに「友だちに嫌われるよ」が、判断基準なんです。なので、したいこと、言いたいことがあっても、「友だちに嫌われるよ」が邪魔します。

なのに、そんなことを気にせずする子がいたりします。

すると、腹立たしいのか、大人が見ていないところで、意地悪を言ったり、仲間はずれにします。

それはそれはほんの一瞬ですし、とがめられても、「だって~」と延々と自己弁護をするか、ウソ泣きをしてその場をごまかします。

 

幼いころは目立たないのですが、小学生に上がるころ表面に現れてきます。

ある小学生に上がったばっかりの子が、万引きでつかまりました。

その子もしょっちゅう「お友だちに嫌われるよ」と言われていました。

その子からしたら「お友だちに嫌われる」から万引きは悪いことだとわかってても「NO!」と言えなかったのかもしれません。

 

子育てをしていると「どう注意すればいいのかしら?」と思ことの連続です。正しいことはわかってるのに、我が子にそれを上手く伝えれないことは沢山あります。

 大変だけど続けるしかありません。

 

ときどき、自分の注意の仕方は伝わってるかな?と振り返ってみてくださいね。

おもちゃのとり合い ~その2~

こんにちは。

東京都足立区で子育て講座をしています堀井裕子です。

 

昨日は「おもちゃのとり合い」について書きました。

昨日は、基本的な交渉を書きましたが、書いていない③のパターンについてお伝えしたいと思います。

 

おもちゃを取ってしまう子

③我が子がおもちゃを奪ったのに、見て見ぬふりをする。または

「あら~駄目よ~ごめんさいね~うちの子やんちゃで~」と、言いつつ、自分の子には叱らない。

 

これ、ついついやりがちなんです(ーー;)

 

でも、限度を教えられず、社会のルールを知らないまま育った子はどうなるでしょう???

 

大抵のパターンは「あの子と遊ぶと、おもちゃを取られるからイヤだ」とか、「すぐ叩いてくるからヤダ」と言われてしまう可能性があります。

じゃあ、いつになったら落ち着くんでしょう?

 

言葉がわかるようになったら?

小学生になったら?

先生に叱られたら直る?

大人になったら?

 

答えはNO!!です。

 

大抵は先生の言うことをきかないお子さんになってる可能性が高いです。そのうちママの口癖は「も~小さい頃からこんな感じで、私の言うことを聞かないんです」になっていたりします。

 

社会のルールを教えるのはとても難しいですが、昨日書いた

<交渉><約束><約束を守る>を念頭に根気よく続けるしかないんです。

 

また、取る側の子は自己主張が強く、声も大きいですが、そこで負けてはいけません。

<交渉><約束><約束を守る>が出来ず、癇癪をおこしたり、叩いたりするようならいったん部屋から出しましょう。

 

静かなところで、落ち着くまで待つ!!手を握ってでもいいし、側にいるだけでもいい。壁に向かって立たせてもいいし、とにかく

「自分の気持ちを、自分で落ち着かせる」

この時、保護者も「まったくあなたって子はちゃんとできないの!!(怒)」とならず、待ちます。

 

落ち着いたら、なぜ連れ出されたかを言いましょう。

オモチャはみんなの物、譲り合って遊ぶことを話してください。

また癇癪を起すなら、今日はもう帰ることを約束させ、遊び場に戻ります。

 

もし、また同じようにおもちゃを取り合う、喧嘩になるようなら、さっさと帰りましょう(先ほど約束したので)

ただし帰りながら、「貴方が悪いのよ」と責めてはいけません。

交渉が上手くいかないのも、癇癪が起きるのも、まだまだ練習が足りないだけです。

 

な~んて、偉そうに言ってますが、実は我が子は本当に自己主張の塊で、些細な事で感情を爆発させ、所かまわず暴れてました(;;)

我が子は激しく20~30分も癇癪を起されると、私も「い~加減にしろ~(怒)」となってました(ーー)それも、日に何度も・・・。

 

私も怒りながらも、「なぜそれがいけないことなのか!」を伝えるのを重点に話していました。

 

そんな我が子も11歳。

 

とっても落ち着きました。それはそれは、周囲がびっくりするぐらいの変わりようです(笑)

 

なので、とてもとても大変だけれども、「ここはひたすら練習あるのみ!!」と、心を決めてコツコツと、社会のルールを教えてくださいね。 

 

明日は、叱り方の注意点を書きたいと思います。

おもちゃのとり合い ~その1~

こんにちは。

東京都足立区で子育て講座をしています堀井裕子です。

 

今日のテーマ「おもちゃの取り合い!!」です。

 

これ、イメージでは分かってるんだけど、実際、何をどう教えたらいいものか戸惑いますよね。

 

例えば、

子育てサロンなどで知らないお子さんとおもちゃの取り合いになったとき、どうしますか?

①自分の子どもに「ほら、お友だちが遊びたいって言ってるよ。渡しなさい」と、我が子に我慢させる。

 

②おもちゃを取られて泣いてる我が子に「そんなことぐらいで泣かないの」と、泣き止ませる。

 

③我が子がおもちゃを奪ったのに、見て見ぬふりをする。または

「あら~駄目よ~ごめんさいね」と、相手の親に言うけど、自分の子には叱らない。

 

ついついやってしまいがちな行動パターン(親の)を書きました。

 

が、じつはコレ①~③はその場はよいかもしれませんが、たぶん翌日も同じ問題は起きますし、状況はますます悪化するでしょう。

何故なら

①は「人に譲る=美徳」と考えてるのかもしれませんが、一方的に奪われるのは、子ども心に納得できないでしょうし、面白くなりません。

 

②楽しく遊んでいたのに、奪われて悲しんでいるのを「泣かないの」と言われて納得できる子なんていません。

 

③口だけ謝れば、許されることを教えてる??

 

じゃあ、どうすればいいか。

 

大人が見本を見せればいいんです。

我が子のところに他の子がオモチャを借りに来たとき

<交渉>

「〇〇、お友だちがおもちゃを貸してって言ってるよ」と、自分の子に貸せるか聞いてください。

「やだ~」と拒否されたら、

「じゃあ、あと10分したら貸せるかな?」と、さらに交渉。

「うん。いいよ」のO.Kがもらえたら、借りに来たお友だちに

<約束>

「ごめんね。今遊んでいるから、あと10分待ってもらえるかな?」

と、伝えてください。

すると大抵、小さなお子さんでも納得してくれます。

<約束の実行>

10分たったら、我が子に声をかけておもちゃを渡しに行きます。

 

この<交渉><約束><約束の実行>をすることによって、だんだんと社会性を身に着けていきます。

 

立場が逆だったら

<交渉>

「そのおもちゃ、うちの子が貸してほしいって言ってるんだけど。」と相手の子に話しかけます。我が子に

「〇〇、“貸して”って言える?」と促します。

 

交渉が上手くいけばいいですし、もしダメなら

「〇〇、今日は仕方ないね。他のおもちゃを探しに行こうか」

と、その場を離れます。

 

それこそ毎回時間はかかるかもしれませんが、確実に身についていきますので、根気よく教えてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベビーマッサージからの発見!!

こんにちは。

東京都足立区で子育て講座をしている堀井裕子です。

 

実は私「ベビーマッサージ&キッズマッサージ」の講師でもあります。

 

我が子が6ケ月ごろだったか、近所の子育てサロンで受けたのが最初でした。その講座はオイルを使ってするマッサージでした。

 

私が取った「ベビーマッサージ&キッズマッサージ」は、オイルを使わず、洋服やパジャマの上からするタイプのマッサージです。

マッサージの内容はあまり変わりませんが、なんせオイルを使わないので、いつでも、どこでも気軽にできるのがいいなぁと思ています。

 

さて、今日はベビーマッサージについてです。

もう受けていらっしゃる方は知っていると思いますが、ベビーマッサージをすると

①血行やリンパの流れがよくなる

②免疫力が高まる

③睡眠が長くなる

④脳の発達がよくなる

⑤情緒が安定する

などなど、たくさんの良さが言われいていますよね。

 

最初これらの効果を聞いた時は「へ~」ぐらいでした(すみません)

が、学んでみるとすご~く納得。

 

まずもって「心」「体」「脳」はとても密接に関係しています。

 

「心」が落ち込んだり、元気がないと「体」が重く、頭痛がしたり、お腹が痛くなったりしますよね。

「脳」が疲れすぎても、「心」が晴れ晴れとしなかったりします。

それはそれはとっても密接です。

 

ただ、まだこれらも自覚があるときはいいんです。

 

実は、数年前ですが主人が勤める会社が倒産しましました。

その時は「まぁなんとかなるよ!」と、お互い励ましていました。

1年ほどで何とか仕事が見つかり、やっと生活も軌道に乗ってきたかな??と思った矢先・・・。2度目の倒産が決定・・・。

 

「ま、まぁなんとかなるよ」と不思議と落ち込まず言いってました。

倒産は決まったものの、主人は前から決まていた出張へ・・。

 

残された私と娘。やれやれ、今後どうしたもんかな~と思いつつ過ごしていると、突然、私、約2日間起き上がれなくなりました(;;)

本当にびっくりしましたが、体に力が入らないんです。

 

起き上がれない私に4歳の娘が「お母さん、チョコ食べると元気になるよ~」と親鳥のように枕元に持ってきてくれました。

いやいや、主人はいないしどうしたもんかと、体を引きずり近所の整体へ。

すると先生、私の体の状態を診るやいなや

 

「何か精神的ショックなこと有りました?」

「・・・(;;)ハイ」

「でしょうね。そんな状態(体)です

 

先生には主人のこと一切言ってないのにね・・。

 

この時本当に「心」「体」「脳」は密接なんだなと自覚しました。

でも、不思議なことに「心」は落ち込んでる自覚がなかったんです。

 

後々知ったのですが、あまりにもショックなことがあると、人間、心を守るために脳が停止するんだそうです。でも、本人には自覚させないといけないから体に現れるとのことだそうです。

 

だから、「大丈夫、何とかなるよ」と落ち込んでいいなかったのは、実は「脳」が停止し、私の「心」を守ってくれてたんです。でも、私に自覚がないから「体」が起き上がれなくなり、私に気づかせてくれたんです。

 

なので、お子さんだけでなく、大人も体調がすぐれないとき、落ち込んだ時はこの「心」「脳」「体」に耳を傾けてみてくださいね~。

 

 

 

 

 

 

 

「型紙のない子育て」紹介

こんにちは。東京都足立区で子育て講座をしています堀井裕子です。

 

今日は、私が子育てしているときに影響を受けた本の紹介です。

田中周子 著 「型紙のない子育て」ーやってみる・考えてみる ー                       https://www.amazon.co.jp/%E5%9E%8B%E7%B4%99%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%84%E5%AD%90%E8%82%B2%E3%81%A6%E2%80%95%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B%E3%83%BB%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E5%91%A8%E5%AD%90/dp/4829202025                                                                                                                                                                    

お子さんとの暮らしの中での パタパタ手帳、カッテージチーム、桑の実

やりたい気持ちのクッキー などが、エピソードと一緒に書かれいます。

 

私の好きなのは「やりたい気持ちのクッキー」

 

 六歳から十歳くらいの子どもは、いつも「なにか、やってみたい」の時期にみえます。それにちょうどよかったのが「つくったら、たべようね」というクッキーづくりでした。

お砂糖を小匙に何杯とていねいにはかること、牛乳をそおっと注いだりすること、材料をこねて型でぬいたりも「やりたい」気持ちが手つきをよくし、一緒に楽しみました。

 

                ー「型紙のない子育て」より抜粋ー

                                                                                                                     

   私がこの本に出合ったのは、娘が2~3歳のころでした。

この「 なにか、やってみたい時期」はもう始まってて、台所に私が立つと、「わたしも~」が始ります。

正直、この時期私は共働きで、保育園にお迎えに行き、買い物して帰って、やっと夕飯を作り始める・・・。そんなの時に「わたしも~」が始まるので、やらせてあげたいけど(面倒くさい)、やらせても失敗したり汚されるのが(面倒くさい)、上手くいかなくて愚図られるのが・・・(面倒くさい)。

 

正直、「面倒くさい」しかありませんでした(^^;)

 

なのでこの本に出会い、私の「面倒くさい」は吹っ飛ばされました。

逆に、田中周子さんのように接したい!!そんな子育てがした!!と、思い、図書館で借りたこの本をコピーし、私の中の「面倒くさい」が現れたら、「田中周子さんだったら」と、何度も読み返し、考えるようにしてました。

 

 実際クッキーを焼けるのは、休みの日に限られましたが、平日はお野菜を洗うとか、お米を計るとかそんな感じで、娘の「なにか、やってみたい時期」は乗り切った気がします。

11歳になった今では、お菓子作りの本をみて、簡単なクッキーは作れるようになり、お友達と一緒に作って遊んでいます。

 

ぜひ、お子さんと何かをするきっかけになる1冊ですので、参考にしてみて下さい。