11月の絵本 ぐりとぐらとすみれちゃん
11月の絵本
ぐりとぐらとすみれちゃん
ぐりとぐらシリーズの中で、珍しく人間の女の子”すみれちゃん”が登場します。
あらすじは
ぐりとぐらが畑でとれた、にんじんのはっぱがたっぷり入ったオムレツを食べながら、今度畑にかぼちゃを植えようと話しています。
そこへ、すみれちゃんが大きなリュックをしょって現れます。リュックには大きなかぼちゃが入っています。
ぐりとぐらはさっそく切ろうとしますが、大きくて切れません。
そこですみれちゃんが
「おかあさんはこうしているの」とかぼちゃを抱えて外に出ます。
かぼちゃをもち上げて「えいっ」と地面に落とします。
なかなか割れないかぼちゃ。
「こんどこそ」と足を踏ん張って「えいっ」と力いっぱいおとすととかぼちゃははずんであらにあがり おちたひょうしに ぴーんとひびが入りまっぷたつ。
われたかぼちゃを森の動物たちと仲良く調理します。
できあがったごちそうは
かぼちゃのぺたぺたやき、
かぼちゃのプリン、かりんとう
かぼちゃコロッケ・・・。
どれも本当においしそうです。
皆で作って、仲良く食べるのはわくわくしますよね。
最後にはぐりとぐらがかぼちゃの種を畑にまいておわります。きっとまたみんなで楽しく食べれますよね。
おすすめpoint!
すみれちゃんが「おかあさんはこうしてるの」の一言!
きっとおかあさんは、すみれちゃんが生まれる前から、生れてからもかぼちゃの料理をする度に、かぼちゃを楽しそうに投げているんだろうなぁと想像できます。
そして、おかあさんのお母さんも、ずーっとそうしてきたんだとおもいますし、すみれちゃんの子ども、そうやって受け継いでいくのだろうと思います。
こうして世代間で、知恵の受け渡しをしていくのってとっても素敵ですよね。
子どもは生まれたときから、お母さんが大好きです。そして、あ母さんがしている家事やしぐさをじっくりと観察しています。
子育て中は、どうしても「○○を教えなきゃ」とか「何か体験をさせなきゃ」と、ついつい思いがちですが、日常の中にもチャンスは沢山あります。
お母さん、お父さんの毎日を大切に、楽しくすごすことも意識してみてくださいね。
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