電車の中で騒いだら
我が子が電車や病院で大きな声でしゃべりだしたり、フラフラ歩きまわるとついつい
「ちゃんとして」
「ダメ!」
「いい加減にして」
「そんなことも出来ないの(知らないの)」
このような言葉を言いがちですよね。
大人からしたら出来て当然と思えることを、あえて言葉にするのって面倒だったり、
煩わしく感じたりしますよね。
でも、小さなお子さんは”まだ”知らないんです。
そう、”まだ”知らないだけなんです。電車内や病院で静かに待つことを知らないんです。
知らないことを「どうしてできないの?」と聴いたり、「言うこと聞かない」と、腹を立て怒ったりしても、子どもからしたら益々混乱するばかりです。逆に、
「幼いから分からなくて仕方がない」
「そのうち出来るようになる」
と、問題を先送りしていても改善はしません。
今日のCotu.Cotu ポイント!としては、
子どもにこそ「丁寧に、具体的に 伝える」です。
例えば、先ほどの電車内でしたら
「ここは電車内だから、声は半分にしようか」
「今は混んでるから、あと10分で駅につくから降りたらお話ししましょう。それまで黙ってようね」
「病院は具合が悪い方もいるから静かにしようね」
と、伝えましょう。
それでも騒いでしまう時は、
例えば電車内なら「これ以上騒ぐなら電車を降ります」と伝えて、守られないようなら本当に次の駅で降ります。
約束に遅れるかもしれないですが、そこは親としてもグッと我慢して実行します。
そうすると、お子さんは「脅しじゃなくて、本当に実行するんだ」と、初めて分かります。
次からは、騒いだりしたときに「この前は騒いでどうなったんだっけ?」と尋ねると、
思い出し、静かに出来るようになります。
ですが、この親もグッと我慢は、親にも忍耐や決断を伴います。
なぜなら「まったく、あなたは本当に言うことを聞かないんだから」と、口では怒りながらも、約束に遅れずに到着できた方が楽だから。
確かに、短期的には約束に遅れないのが一番ですが、別の見方をするとお子さんにとって「親の脅しは大したことない」と教えているようなものです。
そうすると、ありとあらゆる場面で「言うこと聞かないと、おやつはナシよ!」とか
「いい子にしないとおもちゃ買わないよ!」など、できない脅しを繰替えししてしまいます。
何故「できない脅し」と、書いたかというと、子どもに泣いて暴れられることで、結局は根負けしておやつをあげたり「今日だけね」と、おもちゃを買ってしまうことになりがちだからです。
何故これらが問題なのかは、親との約束が守れない子、親の注意(脅し)は大したことないと勘違いしてる子は、大きくなって小学校、中学校になっていくにつれ「社会のルール」も守られない傾向になるからです。
とは言え、幼い子にじっと黙っていてもらうのは大変ですよね。
なので、
①約束
家を出る前に「電車に乗るけど騒いだり大きな声を出さない」と約束をしましょう。
②注意
車内で大きな声になってきたら「そうするんだっけ?」と、思い出させます。
③注意が届かなかった時の対処
思い切って次の駅で降りるなど
④認める
約束が守られたら、「約束が守られていい子ね」「頑張ったね」と褒めましょう
ですが、注意ばかり脅しばかりでは互いに辛くなってしまします。
そんな時は我が家では、「どっちが長く黙っていられるでしょうか!」と、ゲームの様にしていたこともありますし、フラフラ歩きそうなときは「一歩も動かないゲーム」など行ってした時期もあります。
座っててもぞもぞするなら「プリンセスの座り方できる?」と、ごっご遊びの要素を取り入れたりしても良いですし、絵本を1冊持ち歩いても良いですよね。
色々と工夫しながら、社会的ルールを身に着けれるといいですね。
より良い家庭のために、Cotu.Cotuは応援します。
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