子育てラボ Cotu.Cotu

子育ては「今」の連続だ!コツをつかんで楽しもう

英才教育のその前に

こんにちは。

東京都足立区で子育て講座をしている堀井裕子です。

 

世の中には「天才に育てる〇〇」とか「〇〇式で頭のいい子に育つ!」

といった文言が並び、子育てを始めたママ・パパを悩ませますよね。

が、これらを始める前にぜひ知って欲しいことがあります。

 

それは、

生まれてから1歳までのお子さんに必要なのは、フラッシュカードでもなく、1日10冊以上の絵本でもない。

赤ちゃんに必要なことは基本的信頼を築くことです。

 

赤ちゃんははじめ泣くことでしか、感情や欲求を訴えるすべがありません。ここで、泣いてることを無視したり、受け止めもらえないと、基本的信頼 が結べません。

この基本的信頼は、自分の欲求を伝え、泣くことで助けを求めた際に、母親をはじめ、周囲の人から適切なケアを受けられることで、信頼感が育ちます。その「信頼感」を得ることで「希望」という力を得ることができます。

もし泣いても誰も世話してくれないとか、共感してくれないとしたら、赤ちゃんは不信感を抱くようになっていしまします。

    心理学者エリク・H・エリクソンの「心理社会的発達理論」より

 

 

「基本的信頼」というと難しく感じますが、赤ちゃんの泣き声を無視せず

「お腹が空いたのかな?オムツ換えてほしいかな?」と、話かけて会話してください。

私も娘が生まれたばかりの時は話かけるのが恥ずかしく、なかなかできませんでしたが、「オムツ換えてさっぱりしたね」とか「おっぱい飲んで眠くなったね~」と、すこしずつ声に出すようにしたら、赤ちゃんもしぐさや表情で応えてくれるようになりました。

 

余談ですが、娘も大きくなったいま、飼い猫相手に「お腹空いたの?」「一緒に寝たいの?ここにおいで」と会話??してるのがついつい癖になってますが、猫にもちゃんと通じてますよ。

 

道は遠いですが、一歩ずつ関係を築けるようにしたいですね。

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一歩ずつ